白駒池 5月19日

19日の朝は北八ヶ岳(天狗岳)麓の唐沢鉱泉で迎える。ここは山小屋と旅館のあいのこのような温泉宿だ。小屋近くには絶え間なく流れる源泉の池があり、まるで露天風呂のような佇まいを見せる。
陽光差し込む内湯で朝風呂を浴びて、さあ、今日はどんな風景が待っているのか!

八ヶ岳へ来ると、どうしても寄りたくなるのが白駒池。前回と違い、
この雨続きで苔むした森も潤っているに違いない。期待して向かう
唐沢鉱泉の源泉 まるで露天風呂
国道299号を麦草峠方面へ進み、峠を越えてカーブを下ると左手に大きな有料駐車場がある。駐車場から徒歩10分程度で白駒池に行くことが出来るが、いかにも”観光”という感じでムードが出ない。今回は麦草峠の無料駐車場(トイレあり)に車を止めて、森の中を歩いて行くことにした。駐車場から麦草ヒュッテまでは5分程度、ヒュッテ前の草原をつっきり、真っ直ぐ進めば丸山へ、左へ進路をとると白駒池へ行くことが出来る。
白駒池奥の湿地帯 

歩きやすい木道の道を行くと、坪庭のような空間が突然あらわれ、その異空間に意表をつかれる。天狗が作った庭園か?
庭園を過ぎると、あたりは次第に幻想的な森林となり盛り上がった木の根にはびっしりと苔の絨毯が敷き詰められている。顔を近づけてよく見ると、苔の種類は無数にあり、まるでミニチュアのジャングルのようだ。
白駒池周遊コースを歩き、池の裏側まで来ると”ニュウ”へ向かう分岐がある。小さな沢が池に流れ込んでいる場所だ。沢には洗濯泡のような白い泡がたくさん浮かんでいる。不思議に思い、小屋に聞いてみると、「水中に溶け込んだバクテリアが水温の上昇と共に活発になり、水分濃度が濃くなるために発生する」とのことだった。小泉氏は無音の世界を求め、沢の音から逃げるように分岐から奥へ突き進んでいく。少し登ると湿地帯が開ける。無音とはいかないが、静かな、しかし時折吹く風が山をゴーと鳴らす。静寂と恐怖を感じる場所。”ここがいい。”木道を占領し、自然を鑑賞しながらコーヒータイム。 (報告者:A)
ミニチュアのジャングル?? 期待通り、雨で潤った見事な苔。
妖精を感じる森。スーは−、スーはー。なんて気持ちいいんだ!!

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